ほぼ光を通さない不透明な表面を持つ黒ガラスのフラワーベース。1960年代旧東ドイツ(DDR)のヴァズンゲンで、当時人気だった幾何学模様の手描き装飾が施された制作された一品。
VEB Kunstglas Wasungen
旧東ドイツ(DDR)のヴァズンゲンに位置したガラス製品の製造・加工を専門とする国営企業でした。特に、Hyalithglas(ヒアリスガラス)と呼ばれる不透明な黒色または赤色のガラス製品の製造で知られていました。このガラスは、19世紀初頭に南ボヘミアで開発され、主に金彩で装飾されたものです。第二次世界大戦後、同社はボヘミアからのガラス職人の技術を取り入れ、ガラスの製造と装飾を行っていました。同社の製品は、花瓶、皿、ボンボニエールなど多岐にわたり、その多くが手描きの装飾を特徴としています。これらの製品は、当時の東ドイツにおけるガラス工芸の高度な技術を示すものとして評価されています。
製品仕様
サイズ: 直径8.2cm 高さ19.6cm
材 質: ガラス
出 所: ベルリン(ドイツ)
状 態: 良好
当製品はUSED品となります。すべて自己責任でご使用いただけますようお願いします。傷や汚れなどを含め古い物へのご理解をお願いします。