旧西ドイツ時代の1970年代に制作された、Carstens Tönnieshof(カルステンス・テンニースホーフ)製のFat Lava(ファットラヴァ)フラワーベース。ファットラヴァらしい発色と、独特なフォルムが魅力の一品。
Fat Lava(ファットラヴァ)
1950〜70年代に東西ドイツで製造された陶磁器のこと。当時の実験的精神が溢れるユニークなデザイン、溶岩(Lava)のような釉薬、発色など、ヨーロッパではミッドセンチュリーのインテリアの一つとしてコレクターに人気のシリーズです。
Carstens Tönnieshof(カルステンス・テンニースホーフ)
1860年代後半にドイツのホーホシュタットで設立された陶磁器メーカー。アールヌーヴォーやアールデコ、モダンアートの影響を受けたデザインや、独自の釉薬仕上げや手描きの装飾が特に特徴的です。第二次世界大戦後、ドイツの陶磁器産業が復興する中で同社も新しいデザインを導入し成功を収めましたが、1970年代以降、市場の変化や需要の減少により消滅。歴史があり、美術的な魅力もある同社の製品は貴重な作品であり、コレクターの間で評価が高く評価されています。
製品仕様
サイズ: 幅13.8cm 奥行13.2cm 高さ約20.8cm
材 質: 陶器
出 所: ベルリン(ドイツ)
状 態: 良好
当製品はUSED品となります。フラワーベースとして作られていますが、目視できない亀裂などにより水漏れが発生する可能性があります。すべて自己責任でご使用いただけますようお願いします。傷や汚れなどを含め古い物へのご理解をお願いします。