当店と同地域で活動する写真家 for a little beauty のアナログ写真のTシャツ(2018年制作)に、武器をとるより花を飾ろうを意味する言葉 FLOWERS NOT GUNS! を、透け感が絶妙なシルクスクリーン印刷でコラージュしたTシャツ。 (※) 急遽プリントを受けてくれたマッスルプリントさん、コラージュを快諾してくれたfor a little beautyのお二人に感謝を込めて。
前書き
商品説明の前に。販売価格のうち1,000円を日本赤十字のウクライナ人道支援募金に寄付いたします。商いで寄付を打ち出して商品を制作し販売させていただくのは、世界平和のために一個人として一事業主としてよりも、少しでも多くの支援をしたい想いからです。弊社はヨーロッパからの輸入が多く、イギリス、ドイツ、ポーランドなどに困難な状況で苦しむ仕事仲間も少なくありません。また、対岸の火事ではなく自分事としてこの戦争を捉えて欲しいと、勝手な使命感から企画しました。とはいえ、単純にこのTシャツが単純にカッコイイ!と思ってもらえたら、それはそれで嬉しいことです。なお、FLOWERS NOT GUNS!プリント前のROSE Tシャツの価格も5,800円なので利益の上乗せはしていません。
寄付先:
ウクライナ人道危機救援金(日本赤十字)
サイズ
XS:着丈62、身幅45、袖丈18、肩幅38cm(目安155〜165cm普通体型女性でジャスト)
S :着丈65、身幅47、袖丈19、肩幅40cm(目安160〜170cm細身〜普通体型男性でジャスト)
M :着丈68、身幅50、袖丈20、肩幅42cm(目安165〜175cm普通体型男性でジャスト)
L :着丈71、身幅53、袖丈21、肩幅44cm(目安170〜180cm普通体型男性でジャスト)
XL:着丈74、身幅56、袖丈22、肩幅46cm(目安175〜185cm大柄男性でジャスト)
※製品個体差や手採寸による誤差はあらかじめご了承ください。
サイド縫い目のない丸胴ボディで、5.6オンスの肉厚で透けにくい生地感。平和は流行じゃない!という想いから、トレンド感のない普遍的なサイズ感の形です。また、本来こういう想いは心の中にあるもので(と思っているので)、インナーとして着ることを想定し、シャツからチラッと見えたTシャツが綺麗に納まるよう細リブ仕様にしています。もちろん、一枚で着ても良いですし、着古したらパジャマとして着たり、染め直して次の世代に受け継いで欲しい一着として、この形にたどり着きました。
製品仕様
材 質: コットン100%(5.6oz)
マッスルプリント
当店でイベントを開催するなど長年当店をサポートしてくれているgenedictionのK氏が、2022年『プリントカルトからプリントカルチャーへ』をモットーに京都にプリント道場を設立。プリントを通してつくる楽しさ喜びを伝えるべく「間を擦るプリント」を極める日々。
for a little beauty(フォーアリトルビューティー)
京都市北区にある写真館。ベルリンから帰国後、2017年にスタート。「いつまでもそばに置いておきたい一枚」 をコンセプトにアナログフィルムカメラで撮影致します。理想的な一枚をお客様と一緒にじっくり創り上げていくスタジオです。(2022年現在、修学院にフォトスタジオ Studio Ausgangも運営しています。)
ウェブサイト
http://foralittlebeauty.com/
カメラとフィルムについて
カメラ本体は1933年に設立された日本の大判カメラメーカーTachihara社の『Tachiharaフィルスタンド45』。北海道・日高山脈で育った樹齢300年以上の朱利桜を使用し、職人によるハンドメイドで作り上げられた木製カメラです。レンズはアメリカのWollensak社VERITO。1910年代に発売され、高級軟焦点レンズの代名詞として今も長年愛用され続けているレンズ。包み込まれるような独特の柔らかい光の描写が特徴です。
FLOWERS NOT GUNS!(フラワーズノットガンズ)
SUOLO(スオーロ)が反戦をテーマに掲げたメッセージブランド"FLOWERS NOT GUNS!(フラワーズノットガンズ!)"。2013年4月の当店移転リニューアルオープンイベントとしてスタート。その後、当店LIFETIMEも加わり、プロダクトの制作を通じて想いを送り届けています。
Philosophy
ヒッピー文化から生まれた言葉「FLOWERS NOT GUNS!」。“武器を取るよりも花を飾ろう”
2013年4月よりスタートした一つの植物活動。
大げさに言ってしまえば植物を通じた小さな反戦運動である。
きっかけとなったのは「Why War Is Never a Good Idea」という一冊の絵本。
*アリス・ウォーカー(著)、ステファーノ・ヴィタール(絵)
わたしたちがこの本を通して感じたことをわたしたちの形で伝えていきたい、
そんな使命感から始まりました。
植物たちは芽をだした。 巨大な車輪が近づいてきた。 植物たちは戦争なんか知らない。
植物たちは雨の季節の準備をしている。 ぬるぬるとした水たまり。
植物たちは戦争のしみ込んだ水なんて知らない。
植物たちは庭の虫たちの歌を聞く。 爆弾の音、悲鳴、泣き声。
植物たちは戦争の音なんて知らない。
植物たちは冬の星空を望む。 もくもくと灰色に覆われる。
植物たちは知らない、生き物の命を枯らす灰色の雲を。
「なぜ戦争がいけないのか?」という答えに、わたしたちは「植物保護」を第一におきました。
決して人の命より植物が大切ということではない。
その問いの答えを、誰もが至極当然なことと感じながら止めることが出来ない現実への歯がゆさ、
人間への皮肉をあえて込めています。
また、2011年3月、われわれ日本人はある意味一つの戦争を経験しました。
変わりゆく価値観の中、本当に美しいモノが何か、本当に大切なモノは何か、がわかりはじめてきました。
植物を育てれば、また新しい価値観に出逢います。
その価値観に出逢ったとき、人は大きな選択肢にはっきりとした答えが出せると信じています。
次世代の人たちのために種を植えていく運動「FLOWERS NOT GUNS!」。