フロントがベーシックなベイカーで、バックがトラウザーのような上品なデザインの、コーデュロイベーカー。コーデュロイの毛足やサイドのパッカリングの具合は少し履き込んだような風合いに仕上がっており、さらに履き込むことでヴィンテージパンツのような佇まいに育つ一着。
ミリタリーを意識したややゆったりとしたシルエット。当店としましては、あえて1サイズ(もしくは2サイズ)上を選び、ウエストはベルトで、裾はロールアップで調整するのが着こなしのお勧めしています。ですので、女性でもサイズ1(もしくはサイズ2)を履きこなすと、かなり素敵な装いになります。もちろん、ジャストサイズを選びリラックスしつつもスッキリと履くことも可能です。
(着用画像)
ウエスト76、股下78cmの店主が履くと、ウエストはサイズ1がジャストなのですが、あえてサイズ3を選びウエストはベルトで絞ることで、全体的に緩くラフな着こなしとなります。
モデル身長179センチ、サイズ3着用。
サイズ
サイズ1: 腰巾40cm 総丈96cm 股下66cm 股上35cm 裾巾24.5cm
サイズ2: 腰巾43cm 総丈97.5cm 股下68cm 股上35cm 裾巾25.5cm
サイズ3: 腰巾45cm 総丈99.5cm 股下70cm 股上36cm 裾巾26cm
※製品個体差や手採寸による誤差はあらかじめご了承ください。
製品仕様
材質: コットン100%
Hi STORY
エドガーがベトナム帰還兵として故郷メリーランド州に戻ってきたのが1973年のこと。彼はフードハンドラーとして糧食の任務を全うし、無事帰還を果たすことが出来ました。ただ、多くの友人は最前線にいた者も多く、そのほとんどが心身ともに大きな障害を患っていました。その後、何年にも渡り後遺症を引きずり、社会復帰を目指す彼らを見かねたエドガーは、食料支援活動をスタートさせます。当初は、地元の町1軒1軒に声をかけ、余りものの缶詰の寄付を募り、友人の入所する施設に配布することでした。この地道で献身的活動が人伝にまわり、活動を手伝う者、支援する者へと大きな信用を得ることに繋がりました。彼を賛同する者は州を超え、80年代に入るころにはアメリカの各地でFOOD BANKという仕組みまでが生まれました。その支援はベトナム帰還兵だけにとどまらず、貧困家庭、子供たちへと大きく広がっていきました。Edgar Food Driveの赤いロゴと共にトレードマークの一つになっているカラフルなユニフォームパンツ。彼が長年履きなれたフードハンドラー時代のものを仕立て直して、州ごとのカラーに染め上げたものです。(※Hi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。)
Another 20th century(アナザートゥエンティースセンチュリー)
人類史上最も発展を遂げた20世紀、ファッション世界もそれは同様のこと。新しいモノが次々と生まれる瞬間(とき)、変化が起こる瞬間(とき)、そんな瞬間の力あふれる様を「洋服」を通してもう1度再現したい。それはレプリカではない。そしてビンテージでもない。