脇下に特徴的な三角形のベンチレーションがついたシャツ。肩先がやや外側にくるので、やや肩が落ち、身巾もゆったりとしたシルエットです。襟やポケットのステッチの間隔を細かくすることで、全体の雰囲気を柔らかくしています。背中には四か所の菊穴や猫目ボタン、少し低めの位置のポケットなど、細部へのこだわりが感じられます。
モデル179センチ痩せ型、サイズ3着用。
(上にジャケットを着る場合はサイズ2をジャストで着ますが、画像のようにカフ(袖)を折ってラフに着たい場合はサイズ3を選びます。)
サイズ
- サイズ2: 着丈72cm 身巾59cm 肩幅47.5cm 袖丈60cm
- サイズ3: 着丈76cm 身巾62cm 肩幅49.5cm 袖丈61cm
※製品個体差や手採寸による誤差はあらかじめご了承ください。
製品仕様
Hi STORY
50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事にでなければいけないほどでした。そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。Walter's社シャツのトレードマークでもある三角のベンチレーションは、Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。
*Hi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。
Another 20th century(アナザートゥエンティースセンチュリー)
人類史上最も発展を遂げた20世紀、ファッション世界もそれは同様のこと。新しいモノが次々と生まれる瞬間(とき)、変化が起こる瞬間(とき)、そんな瞬間の力あふれる様を「洋服」を通してもう1度再現したい。それはレプリカではない。そしてビンテージでもない。