1851年イギリスのロンドンに設立され、駅や学校など公共の時計、ベントレーやミニ(ローバー)のメーター、大戦時はスピットファイヤー戦闘機にも搭載された、イギリスを代表する時計メーカーのスミスクロックの壁掛け時計。現在は、ロンドンのRoger Lascelles Clocks(ロジャーラッセルズクロック)が復刻として製造しているウォールクロックです。
この時計は秒針がなく数字も□表記なので、時計が視野に入ると無意識に時間を気にしているのを軽減し、意識的に時計を見てはじめて時間を認識します。秒針はないのですが、クウォーツは秒を刻み、静寂化で時計に耳を近づけるとかすかに音が聞こえてきます。単三電池1本で駆動します。
イングリッシュガーデンを望むリビングや、木やスチールなどの家具と親和性の高く、かつて工業用に採用されていたことからもわかる視認性の高さは、作業現場やショップ/アトリエなどにもおすすめです。
製品仕様
サイズ: 直径30cm 厚み4cm
材 質: 本体/スチール(銅メッキ)、カバー/アクリル
駆 動: 単三電池1本
Smith Clocks(スミスクロック)
スミスクロックは、1851年サミュエル・スミスによってロンドンで設立され、1900年前後には工業用の時計でイギリスを代表する時計メーカーとなりました。駅や学校の公共時計、ベントレーやミニなど自動車のメーター、あるいは戦闘機などでも使われてきました。しかしながら、戦後、スイス製や日本製の時計が英国へ大量に輸入され始めて1967年に打ち切られました。同社の時計はいまでも親しまれて、世界中のアンティーク市場でもコレクター魅了し続けています。このすばらしい英国の伝統品を途絶えさせたくないと、ロンドンでアンティーク時計の販売をしていたロジャー ラッセルズ氏がスミス社のライセンスを取得し、現在はRoger Lascelles Clockc(ロジャーラッセルズクロック)がスミスクロックを製造しています。